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留学レポート

2015年度


 21世紀プログラム 4年(12期生)
 山口 祐香(やまぐち ゆか)
 留 学 先 : ソウル大学
 留学期間 : H26年3月 ~ H26年12月
学歴社会の最高峰・ソウル大学

 私が留学したソウル大学は、韓国中の受験生の憧れる最高学府です。ソウルの喧騒から少し離れた山のふもとを囲うように広がる美しく緑豊かなキャンパスは、季節によって、桜の花見や紅葉狩り、登山や雪見も出来ます。また総合大学であるため学生数や研究施設、生活関連施設も多く、校内がとても広いのでバスで移動することがほとんどです。分厚い本を抱えた韓国人学生や、様々な国の留学生が闊歩する中で、私は言語に苦労しつつも学問を楽しむことができました。

エキサイティングな学び

 留学といえば外国語の心配があると思います。私も留学当初は聞き取りや会話が出来ず苦労しました。しかし校内の言語研究院や一般の授業で膨大な読み書きをこなす中で語彙を増やしていきました。また周囲の友達やホストファミリーの助けで会話を練習し、行く先々で韓国語を聞く練習をすることで上達したと思います。講義が理解できたときは本当に感動です。
 また私は政治外交学科に在籍し、国際政治や歴史、日韓関係などを中心に学びました。韓国の大学はとにかく予習・課題・プレゼンが多く、学生は本当に寝る間を惜しんでよく勉強します。先生方も知的で熱い方が多く、レベルの高い授業をとることができました。昨今の情勢もあり、日本に対し厳しい意見も時折聞きましたが、想像以上に学生は賢く、現実的に日韓と世界の現状を捉えています。日韓関係を学びたい私にとって、彼らが何を学び、どう考えているかを知ることは大変有意義な時間でした。またその状況で韓国に学びに来た私を受け入れ、励ましてくださった先生方や友達との出会いが何よりの財産となりました。
 更に9月に釜山で開催された「福岡-釜山フォーラム」に学生パネリストとして参加し、自分の留学体験や日韓関係に関する提言をさせて頂きました。日韓の経済連携や文化交流に携わる様々な人々と出会うことが出来たよい機会でした。
 また友人たちと北朝鮮との国境地帯や釜山、独立記念館、安重根記念館など韓国ならではの場所を訪ねることが出来たのも「エキサイティングな学び」と言えるでしょう。

近くて遠い国・韓国

 私は入学前より母の出身地である韓国で、日韓関係について学びたいという思いがありました。確かに韓国は日本にとって、交流しつつ争い合う厄介な隣人と言えます。しかし未来のためにも誠実な対話と情報発信、相互理解によってこの絆を守り続けなければなりません。実際に現地の人と歴史問題などで議論もしましたが、地道な対話と寛容こそが必要と感じます。何よりこうして成長できたのは、留学中本当に多くの韓国の人々が私を支え導いてくれたからです。日本と韓国、2つの「故郷」のため自分が何が出来るか、より一層学んでいきたいと考えています。

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